冬と言えば「おでん」ですよね。
そして名古屋でおでんと言えばやっぱり「味噌おでん」です。
2パターンある「味噌おでん」の作り方
一口に「味噌おでん」と言っても作り方が大きく2パターン存在します。
まず、おでんで一般的な関東風のお出汁でおでんを作りそこに味噌だれをかけるパターン。
もう一つがお出汁そのものに八丁味噌を入れてグツグツと煮込むパターン。
写真の味噌おでんは前者ですが、私の個人的な好みで言えば八丁味噌の味が染み込んだ後者の方が好きです。
後者の味噌でグツグツと煮込む系の場合、さらに味噌だれをかけるところもあります。
八丁味噌の優しい甘さとギュッと詰まった旨味が、空っ風で芯から冷えた体を癒してくれる。そんな気がします。
味噌おでんで美味しい具は
これは人それぞれでしょうが、私が一番好きなのは「大根」です。
美味しいおでん屋さんの味噌おでんは味噌のダシが大根の芯までギュッと染み込んでて、
はふはふ言いながらも食べ進んでしまいます。
それに定番の「こんにゃく」や「玉子」も捨てがたいですし、あとは…「はんぺん」や「ちくわ」にもよくあいますし…変わった店では「トマト」をおでん種にするお店も。
味噌を使うだけにタネを選びそうですが意外や意外。いろんなおでん種に合うのが「味噌おでん」です。
コンビニおでんにも味噌が
最近は「おでん」と言えばコンビニを連想する方も多いんじゃないでしょうか？
もう冬のコンビニの定番商品ですもんね。
名古屋のコンビニでおでんを買うと当然のように「味噌かからしを付けますか？」と聞かれます。
名古屋以外では「からし」を付けるのが定番なのでしょうが名古屋ではやっぱり味噌です。
もし味噌だれのおいてないコンビニがあったら…名古屋では受け入れられないでしょうね。
また、名古屋のコンビニのおでんの中には味噌でぐつぐつと煮込んだ「どて串」を売っているお店もあります。
これも名古屋のコンビニならではの商品じゃないでしょうか？
寒い名古屋の冬には「味噌おでん」を
他の街から来た人は名古屋の夏の暑さ、そして、冬の寒さに驚く人が多いです。
名古屋って本当に気候的には厳しい街です。
そんな名古屋の寒い冬に負けないように「味噌おでん」を食べて体を芯から温めましょうね。