ういろうの「大須」と「青柳」は二大メジャー

ういろうの「大須」と「青柳」は二大メジャー
青柳ういろう&大須ういろ@エスカ地下街
青柳ういろう&大須ういろ@エスカ地下街

♪ボーンボーンボーンと時計が3つ~♪

♪しろ、くろ、抹茶、上り、コーヒー、ゆず、さくら♪

どちらもある程度の年代の名古屋人なら口ずさめる歌。
昔はよくラジオのCMで流れてきました。(今はAMラジオを聞かなくなったのでやっているかどうか知りませんが…)
前者が「大須ういろ」さんの後者が「青柳ういろう」さんのCMソングなんです。

青柳さんは「ういろう」大須さんは「ういろ」

名古屋のういろう界の2大メジャー青柳さんと大須さんですが、「ういろう」の名称が微妙に違います。
青柳さんは「青柳ういろう」。大須さんは「大須ういろ」。
大須さんが「ういろ」で止めているのは何か深い意味があるのでしょうか…

「ういろう」なんて古臭いでしょ?

まぁまぁそんなことおっしゃらずに。
最近ではいろんなお菓子ができて「ういろう」はちょっと押され気味ですが、
名古屋では一口ういろうが給食でたまに出てくるぐらいメジャーなお菓子。
私も不意に食べたくなる時があります。

「ういろう」ってどんな味??

見た目は知っている人も多いんじゃないでしょうか。見た目的には羊羹とさほど変わりません。
味も羊羹に似ているといえば似てますがまるで異なるもの。
特に違うのはその食感。ういろうは原料に米粉を使用しているので、
羊羹よりももっちり・ねっとりとした歯触り。味も比較的甘さ控えめ
私は生粋の名古屋人なのでういろうと羊羹が並んでいたら迷わずういろうを手にしますね。
米粉を使っている「ういろう」のほうが心なしか腹持ちもいいように感じますし。

お土産にするには重くて…

やはり重さがネックでしょうか。
ただ、これが名古屋人らしいというか古き良き名古屋人は見栄っ張りな性格からか、
お土産には「重い」「大きい」「かさばる」それでいて「安い」ものを好む性質があります。
だから「ういろう」も名古屋で発展してきたのでしょうか。

ちなみに…この、「重い」「大きい」「かさばる」は未だに名古屋の結婚式では、
引き出物を選ぶ基準になっています。
若い二人が利便性を考慮しカタログギフトなんかを選ぼうものなら母親から
「そんなかさばらんもん引きでもんにならんがね」
と言われてしまうとか…

さて「ういろう」ですが、最近では重くならず食べやすい一口パックがよく売れているみたいで、駅や空港の売店でもたくさん売っています。

今度の名古屋土産にはその一口ういろうをぜひいかがですか?

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